Google AI Studioとは
Google AI Studioは、プログラミングの知識がなくてもAIを活用したツールアプリを作れるノーコードプラットフォームです。
特に初心者でも扱いやすい「Build」機能を使うと、簡単にミニアプリやAIエージェントを作成できます。
特徴としては以下があります。
- ノーコードでアプリを構築できる
- Gemini 3を搭載しており、自然言語での指示に応じてAIが動作
- Webブラウザ上で全て完結
- ビジネスツールや趣味用の簡易アプリまで幅広く対応可能
Gemini 3は現状無料で使用できるため、誰でも手軽にAIの力を試せます。
Buildで簡単にミニアプリを作れる
Google AI Studioの「Build」を使うと、以下のようなことが可能です。
- ユーザーの質問に応じて自動で回答するチャットアプリ
- 簡単な計算やシミュレーションを行うツール
- データの要約や整理を行うアプリ
特にプログラミング不要でドラッグ&ドロップや簡単な設定だけでアプリが作れるため、初心者でも安心です。
実例:つみたて投資のシミュレーションアプリを作る
今回は「つみたて投資のシミュレーション」を行う簡単なアプリを作ってみます。
手順1:Google AI StudioにアクセスしてBuildを開く
- Google AI Studioにログイン

- 「Build」メニューから「Start」を選択

手順2:プロンプトを設定する
つみたて投資のシミュレーションができるアプリを作ってみます。
簡単に以下のプロンプトを設定します。
つみたて投資のシミュレーションをしたい
※本来はもっと細かくどのようなアプリを作るか指定しますが、こんな簡素な言葉でもアプリが作れちゃいます。
手順3:AIの動作確認
なんと1,2分でアプリができました!
以下の例を入力して動作を確認します。
- 月々の積立額:30,000円
- 投資期間:20年
- 年利率:5%
AIが計算し、将来の総額や利息が表示されることを確認できました。

AIファイナンシャルアドバイザーという機能も作成されましたので試してみます。

こんなアプリがここまで簡単につくれるなんて凄い!
Gemini 2.5 Proでも同様に試しましたが、UIの操作性はGemini 3と比べるとかなりの差がありました。
手順4:アプリを公開
動作確認が完了したら右上の「Share app」からアプリのURLを取得し、他のユーザーもブラウザ上で投資シミュレーションが可能になります。
また、エンジニア向けではありますが、「Download app」からソースコードをダウンロードし、ご自身のサーバーに環境を構築することもできます。
まとめ
Google AI Studioを使えば、ノーコードで簡単に実用的なツールアプリを作ることができます。
今回の例のように「つみたて投資のシミュレーション」を行うアプリも、Build機能とGemini 3を活用することで短時間で作成可能です。
ポイントとしては以下の通りです。
- ノーコードでAIアプリ開発ができる
- Gemini 3は無料で使用可能
- 初心者でも短時間でミニアプリを構築可能
- アイデア次第で業務や趣味に役立つツールが作れる
まずは簡単なアプリから試してみることで、AI活用の幅を広げられます。



コメント